いつもお世話になっている魚屋さんに来ていただき、子どもたちに鮭を見せてもらいました。
鮭の育った場所や産まれた川に戻るということを教えてくれました。
普段、スーパーや家庭では切り身の魚を見かけることが多く、なかなか鮭そのものをみることはありません。
子どもたちの中には、切り身が海を泳いでいると思っている子もいるようです。
目の前で大きな鮭が切り身になっていく過程を見るため、血や内臓も見ることになり、「いたそう」「こわい」と言う子もいますが、人と同じように心臓=命がひとつあること、残さずに食べることの大切さを感じられます。
よく見ていた2歳児の子、切り身になっていくと「食べたいな」と言っていました。子どもの中で【生き物】だった大きな鮭が【食べ物】に変わった瞬間だったのかもしてません。
0歳児の子も興味を示して見つめていました。食育は幼児になったらすることではなく、未満児のころからの積み重ねだと感じる日々です。
毎年行なっているため、幼児組になるころにどんな感想を口にしてくれるか楽しみです。